Michi Designのウチヤマタカヒロ(@michidesign0809)です。
あけましておめでとうございます。
本年もMichi Designをどうぞよろしくお願いいたします。
……と正月気分で新年の挨拶をしていますがすでに1月5日。
三が日もとうに過ぎ、明日から仕事始めという方も多いでしょう。
完全に出遅れています。
しかしこれには理由があります。
本日、2020年1月5日はMichi Designがスタートしてちょうど1年。
そして、このMichi Blogがスタートしてちょうど1年。
そしてそして、息子がスタートしてちょうど1年……要するに息子1歳の誕生日です。
このように1月5日にいろいろなことが重なっていますが、もちろん偶然ではありません。
息子が誕生したその日にMichi Blogの開設によってスタートしたのが我々Michi Designなのです。
ちなみにちょうど1年前、記念すべき初回投稿をこちら。
こちらは本日1歳の誕生日を迎えた息子です。
少し前に立てるようになったと思ったら、すぐに歩き始め、ここ数日で自分で食事もできるようになりました。
子供の成長の早さには驚かされます。
……ということで冒頭から長々と説明してきましたが、我々にとっては1月1日の正月よりも大切な日である1月5日に2020年最初の投稿をする次第です。
2019年のMichi Design
Michi Designの歩み
冒頭でも述べたように、Michi Designは2019年1月5日にスタートしました。
当初、「Michi Design」というのは私「ウチヤマタカヒロ」個人のデザイン活動における屋号という位置づけでした。
しかし、活動計画を考えていく中で、私個人ではなく妻と一緒にクリエイティブ活動をすることになります。
私と妻、すなわち「家族のクリエイティブチーム」。
……いや待て、「家族」というなら息子もいるではないか。
それなら息子も正式メンバーとして迎えよう。
こうしてMichi Designは「3人家族のクリエイティブチーム」となりました。
Michi Designのロゴ
Michi Designとして活動していくにあたり、まずロゴを制作しました。
こちらがMichi Designのロゴです。
このロゴは3つの意図を持ってデザインしました。
- 「迪」を抽象化したロゴマーク
- モノクロの配色
- 汎用的なフォント
1.「迪」を抽象化したロゴマーク
Michi Designの「Michi」は漢字の「迪」からきています。
「迪」という漢字、あまり馴染みがないことでしょう。私もこの名を決めるまでまったく知らない字でした。
辞書で調べてみましょう。
「迪」
【音読み】テキ
【訓読み】みち みちび(く) すす(む) ふ(む)
【意味】
みち。道理。道徳。
みち。道路。
みちびく。教えみちびく。
ふむ。ふみおこなう。実行する。
すすむ。道を進む。官職につく。
出典:漢字辞典オンラインより
「みちびく」や「すすむ」という意味の字であり、「道」と同様の意味の漢字と言えるでしょう。
我々がこの1文字に込めた思いは、「自分たちが決めた道を、自由に歩む」。
この先の活動の指針となる我々にとって大切な1文字です。
この「迪」という字を極力シンプルに抽象化したのがMichi Designのロゴマークです。
2.モノクロの配色
ブランディングにおいて「イメージカラー」を決めるのは重要かつ効果的な手法です。
しかしMichi Designではあえて特定の色を定めず、「白黒+グレー」のモノクロ配色としました。
これにももちろん意図があります。
- 何色にでも染まれる白(Michi Designの柔軟性)
- 何色にも染まらない黒(Michi Designの核)
色を特定しないことで、逆にどんな色にでもなれる。要するにデザインテイストやデザイン媒体などを特定せず、案件に合わせて柔軟に対応するという思いが「白」の部分。
一方で、どんな案件に対しても我々の理念やデザインの品質などMichi Designの核となる部分は必ず守るという思いが「黒」の部分。
「何色にでも染まれるが核となる部分は決して染まらない」
そんな意味をこの配色に込めました。
3.汎用的なフォント
Michi Designのフォントは「Myriad Variable Concept」を使用しています。
際立った特徴のない汎用的かつ美しいフォントです。
このフォントを選んだのも先述のモノクロ配色に通ずる部分があり、特定のイメージを持たせたくないという理由からです。
さらにこのフォントは「バリアブルフォント」。ウェイトや字幅が自由自在です。Michi Designに関わるデザインをしていく上で「細いウェイト」「太いウェイト」「長体」「斜体」など様々な文字を使いたい場面が出てくるはずです。そんな場合でもこのバリアブルフォントなら数値の調整だけで対応可能です。同じフォントなのでブランド全体のイメージも統一されます。
ちなみにこちらのサイトからweightとwidthをシミュレーション可能です。
以上のように3つの意図を持ってロゴをデザインしました。
このロゴについて今回は簡単にまとめましたが、改めてより詳細な記事を書く予定です。
Michi Designの名刺
Michi Design名義で活動していくにあたり、名刺を作成しました。
こちらがその名刺です。
僕の分に加えて妻と息子の名刺も作成しました。
私の肩書きは「アートディレクター/デザイナー」としました。制作部分を取りまとめます。
妻の肩書きは「クリエイティブディレクター」。案件全体を取りまとめます。
肩書き的に妻は「僕のボス」ということになりますが、そこは夫婦でうまく役割分担をして平等な立場でやっていきます。
ちなみに息子の肩書きは「息子」です。
息子の名刺は息子がお会いした方に直接手渡しすることにしているので少々レア感があるかもしれません。現時点でお渡している人数は5名です。
「かぞくのしあわせ」公開
我々Michi Designのプロジェクト「かぞくのしあわせ」をスタートし、9月にサイトを公開しました。
「デザインの力でかぞくのしあわせをお手伝いします」をコンセプトに、家族のクリエイティブチームMichi Designならではのサービスを提供していこうと考えています。
……ただ、サイトは公開したものの現在は一旦お問合せ受付を停止しています。
体制が整い次第改めて受付再開するので少々お待ちいただきたい次第です。
申し訳ございません。
平成最後のフォントに参加
フロップデザインさんの呼びかけのもと始まった、1人1文字ずつデザインして平成最後のフォントを作る取り組み。
【平成最後のフォントの詳細はこちら】
私はちっちゃい「ぉ」を担当しました。
多くのクリエイターとの出会い
2019年、特に後半の9月以降はさまざまなセミナーや交流会に参加しました。そこで多くのクリエイターの方々と出会うこともできました。
参加したイベントの抜粋です。
- 6月 Adobe XD ユーザーフェス 名古屋
- 9月 まえんぬ会
- 11月 名古屋 カセグーン
- 11月 クリエイターのためのSNSブランディングのつくり方
- 11月 名古屋 マーケティングLT会
- 12月 Adobe Max Japan
- 12月 クリエイタープロレス 名古屋ぼうねんかい
11月の「名古屋カセグーン」「クリエイターのためのSNSブランディングのつくり方」については以前にレポをまとめました。
下記、イベントなどをきっかけに繋がることができた方々。
「おんもく」のみなさま
フリーランスのデザイナーアロードさんが中心となって運営するクリエイターのコミュニティ。
【おんもくについてはこちら】
【アロードさんについてはこちら】
「Canvas」のみなさま
若手のWebデザイナー シュンくんが管理者として運営するクリエイターのコミュニティ。
【Canvasについてはこちら】
【シュンくんのnoteはこちら】
「web兄さん」
web兄さんはwebデザイン関係者には有名なメディア「webliker」の運営者
【weblikerはこちら】
「クリエイタープロレス」のみなさま
獣神サンダーマエダーさん、上司タイガーさんが創設した、さまざまな分野のクリエイターたちが自由に活動する場
【クリエイタープロレスについて詳しくは下記のnoteにまとめています】
マンション購入
これはMichi Designとは直接関係ありませんが、これから息子が成長していくとともに今の部屋では手狭になることを想定してマンションを購入しました。
しかもマンション購入を検討し始めてからたったの5日で契約してしまうというスピード感。
この話についてはこちらの記事でまとめています。
2020年のMichi Design
さて、ここまでいろいろ振り返ってきました。
2019年のMichi Designはいわば「準備期間」。
しかし、いつまでも準備ばかりしているわけにはいきません。
2020年はその活動を本格化させます。
具体的に言うと、Michi Designの活動を収益化すること。
というのも現時点でのMichi Designは実績も収益もほぼ「ゼロ」
……これではただの「趣味」です。
まずは0を1にできるよう取り組んでいきます。
Michi Design公式サイト制作
2019年は「かぞくのしあわせ」サイトを公開しましたが、肝心の「Michi Design公式サイト」が公開できません。
厳密に言うとデザインは途中まで進めていたのですが、他に優先事項がどんどん出てきてストップしていた状態です。
こちらを再開し、2020年前半を目処に公開予定です。
Michi Blogリニューアル
今お読みいただいているMichi Blog。こちらのリニューアルを考えています。
現在は僕の雑記ブログのようになっていますが、これをMichi Designとしてよりオフィシャルな発信をしていくメディアとするべく計画中です。
昨年の投稿は極めて不定期でした。しばらく放置していた期間もありました。今年はより投稿の頻度を上げ、このMichi Blogにもより注力していきます。
SNS活用
こちらは昨年から引き続きとなりますが、TwitterをはじめとしたSNSを有効に活用しMichi Designの活動を発信していきます。
現在私は4つのアカウントを運用しています。
Michi Design
Michi Designの公式アカウントです。
Michi Designのオフィシャルな情報を発信する目的で開設しました……が昨年はほとんど運用できませんでした。
ウチヤマタカヒロ
私個人のメインアカウントです。
Michi Design関連に限らず、デザイン・プロダクト・家族のことなど私が興味関心があることを自由に発信しています。
息子@Michi Design
息子のアカウントです。
Michi Designの赤ちゃん社長である息子が、赤ちゃんらしからぬ冷静かつ大人びた発言をします。自らの成長を自らお届けするスタイルで発信しています。
息子デストロイヤー
こちらはMichi Designとは直接は関係ありませんが、私が「クリエイタープロレス」という活動において使用しているアカウントです。
【クリエイタープロレスについて詳しくは下記のnoteにまとめています】
今年は「公式アカウント」の運用にも取り組みつつ、「ウチヤマタカヒロ」と「息子」の個人アカウントを活用して間接的にでもMichi Designの認知度を広めていくつもりです。
「息子デストロイヤー」はMichi Designとは違った領域でクリエイティブ活動を楽しんでいきます。
オフラインでの交流
SNSを活用すると書きましたが、オンラインだけでなく直接会って直接お話するオフラインの交流も大切にしたいです。
きっかけはSNSでも良いと思います。
オンラインでのやりとりを経て「この人とはぜひ会ってみたい」という方がいればできるだけお会いする。
先述の通り、2019年の後半はセミナーや交流会などに積極的に参加し、多くの方々と出会うことができました。今年もそれを継続していくつもりです。
いろいろ書きましたが……
さて、ここまでいろいろ書いてきましたが、私がこの1年……というかこの先ずっと、最も大切にしたいことがあります。それは、
「家族を何より大切にすること」
これには私自身、昨年の反省が関係しています。
息子が誕生し、生活環境が大きく変わった2019年。
「家族や子供が最も大切」と思っていたのは事実。
事実なのですが、日々過ごす中で自分でも無意識のうちに「家族」より「仕事」や「デザイン」を優先してしまう場面がありました。その分、妻に大きな負担をかけることになり苦労をかけさせてしまいました。
ちなみにそのことに気付いたのはわりと最近のことです。
「仕事」や「デザイン」はもちろん大切です。
しかし、私にとって他の何よりも大切なのは「家族」です。
もし、他の何かによって家族との時間が疎かになるようだったら、やり方を工夫したり変えるべきだし、そもそもやるべきではないのかもしれません。
時間の制約があるなら、使える時間を有効に活用できるやり方を考えます。
これからは家族との時間を最優先した上で、最大限のアウトプットをできるよう試行錯誤しつつ取り組んでいきます。
さいごに
長々と書いてきましたが、もしここまで読んでくれた方がいたらとてもうれしいです。ありがとうございます。
誰も最後まで読んでくれなかったとしても、この記事を通じて2019年の振返りと2020年の目標について僕自身の考えを整理することができたので決して無駄ではありません。
こんな感じで我々「3人家族によるクリエイティブチーム Michi Design」は2020年も駆け抜けていきます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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